受話器を上げるとプーやツーという音が受話器から聞こえますね。
この音を発信音といいます。
そして、受話器を上げることをオフフック、受話器を掛ける(元に戻す)ことをオンフックといいます。
受話器をあげると直流ループ状態となります。
NTTの交換機はそのループ電流を検出し、ユーザーのダイヤルを受信する準備を行います。
その準備が完了し、ユーザーのダイヤルを促す信号として発信音がなります。
発信音は大体400Hzの連続信号で400Hzというのは、ドレミ音階でソとラの中間位の音で「電話の発信音はラの音」とよく言われています。
電話機からダイヤルした数字(電話番号)を交換機に送る信号は「選択信号」と呼びます。
選択信号には昔の黒電話のようなダイヤル式とプッシュホンの二通りあります。
ダイヤル式
ダイヤル式の信号は、0から9までの10の数字を電気信号に変換します。
ダイヤルを回すと、数字に応じた回数だけ直流電流を流します。
これがパルス信号です。
例えばダイヤルの「1」を回すとパルスが1個送られ、「9」を回すと9個送られ「0」の場合は、10 個のパルスが送られるようになっています。
この信号を交換機が読み取ることで電話番号を受信します。
このパルスは回転ダイヤル式電話機のダイヤルを回し たあと、ダイヤルが戻るときに作られます。
プッシュボタン式
プッシュボタン式信号はダイヤル数字を2つの周波数を対応させた音にして送出します。
例えば「0」の場合は、941Hzと1336Hzの音を組み合わせ、「9」の場合には852Hzと1477Hzの2つの音を組み合わせて番号を表します。
加入電話では電話機からの選択信号(ダイヤル)は1ケタごとに交換機に発信します。
これに対し、ISDNやIP電話では、電話機からの選択信号をターミナル・アダプタやIP電話アダプタで受信した後に一括してNTTの交換機へ発信しま す。
ひかり電話はアナログ回線用電話機ならそのまま使えます!
・黒電話
ダイヤルパルス方式の電話機や回転ダイヤル式電話機
・ピンク電話 (特殊簡易公衆電話)
特殊簡易公衆電話は、レストランなどの店内にお店の人などが設置した公衆電話サービスです。
昔は携帯が無いのでそこら中にあったのですが今はほとんど見ませんね。
硬貨収納等信号送出機能が付いたアナログ固定電話回線に料金回収機構を持った電話機を接続するもので、対応電話機の多くがピンク色なのでピンク電話と呼ばれていました。
ご契約の前にちゃんと確認しましょう!
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
業務用ビジネスフォンと普通の電話機の違い
業務用の便利な電話機ビジネスフォンと家庭用電話機は何が違うのか比較してみました。
・内線がある
・1つの電話番号で全部の電話機がなる
・1台の電話機で複数の電話番号を使える
・主装置という機械で回線を統括するため配線がスッキリとまとまる
・専門の工事担当者でないと電話の設置が出来ない
・電話機内の電話帳記録が出来る
例えば電話を受け、他の人に電話を回す場合
ビジネスフォンならボタン1つで違う電話機に転送できますが
家庭用電話機だとそれができません。
つまり、その電話を持って移動しないといけないという事になります。
家庭用電話機の子機で代用すると
その電話機では電話が受けられなくなります。
家庭用の電話機だと、
ビジネスフォンでスムーズに行く業務の切り分けが出来ません。
電話の事なら固定電話ドットコムまでお気軽にお問い合わせ下さい!
今日は『電話機』についてお話をいたします。
これまでにご紹介しました電話回線のサービスもしかり、次回以降お話する予定のサービスもしかり、
『電話機』と合わせて考えなければなりません。
『電話機』とは、大きく分けますと、ビジネス用の「ビジネスフォン」と個人宅用の「固定電話機」があります。
ビジネスフォンの主要用途としては、
代表番号から内線番号まで、グループ内の全電話機で応対が可能で、
複数の電話番号も対応できるので、利便性に長けています。ビジネスシーンでは大活躍です。
一方、個人宅用の固定電話機は、皆様がご自宅で利用されている電話番号が1~2番号で、FAX機能付きのものが多いです。
ビジネス用途でご利用なら必ずしも、ビジネスフォンというわけではないので、
皆様お一人お一人のニーズに合ったものをご案内いたします。
もちろん、これから新たに電話をご利用される場合は、
電話機も電話加入権も電話回線も、そして電話番号の数も明確にする必要があるので、
すべて固定電話.comでご相談を承りますので、ご連絡お待ちしています。
今日は前回の電話機の歴史の続きです(^^)
固定電話から便利なコードレス電話に
1970年にコードレス電話(親子電話)機が大阪万博で初めて登場し1987年に販売されました。
コードレス電話は固定電話回線に接続などに接続された親機と子機との間を無線通信で結ぶ電話機です。
コードレス電話機の普及で一家に一台だった電話機も一部屋に一台となっていきました。
アナログコードレス電話
親機・子機それぞれに違うID(呼出符号)がつけられ、親機に子機を登録することで使う事が出来る様にして、不正使用を防いでいる。
登録は販売店に依頼する必要があったが、現在の機種では一部を除き加入者が設定できる。
デジタルコードレス電話
PHSと同方式で1.9GHz帯を共用している。
この方式にもIDが指定される。
1980年代になると携帯電話が出てきます。
携帯電話の普及で一部屋一台だった電話機も一人一台となり、最近は何台も電話機を持つ人も多いです。
IP電話
2000年代になるとインターネット回線に音声を通し電話すれば、無料で世界中と電話できるIP電話が出てきます。
プ ロバイダのグループ同士のIP電話通話は時間に関係なく無料、一般加入電話への通話も全国一律料金というサービスも多いです。
1900年後半から急速に進化してきた電話機、現代では自分の用途によって様々な電話機が選べます。
これからどんな電話機が出てくるか楽しみですね♪